こんにちは、well-bingです!!大学で福祉を学び、社会福祉士と精神保健福祉士を取得しました。皆さんに少しでも福祉分野に興味・関心を持ってもらったり、この情報によって自分らしい生活を送っていただくために今はブログ活動しています。
「独学で社会福祉士を目指したいけど、何から始めればいいのかわからない」
そんな不安を感じていませんか?
社会福祉士国家試験は決して簡単ではありません。ですが、独学でも十分に合格できる国家資格です。
そのためには、効率的で無駄のない「勉強法」と「正しい順序」を知ることがカギになります。
この記事では、初学者でも迷わず進める“独学のロードマップ”をわかりやすくご紹介します。
勉強に対する不安を希望に変える一歩を、ここから踏み出してみましょう。
1. 社会福祉士国家試験の全体像を知ろう
試験の基本情報と合格ライン
まずは、社会福祉士国家試験がどんな内容かを理解しておきましょう。
• 出題科目:19科目群(社会福祉、心理学、法制度など)
• 試験時間:午前・午後にわたる長丁場(計240分)
• 合格基準:総得点の6割程度(毎年若干変動あり)
2024年の合格率は試験内容変化で、約31.5%と下がりましたが、基本的には6割以上を取れることを目標にしていく必要があります。また、受験者の多くは社会人です。つまり、独学でもしっかり対策を立てれば合格のチャンスは十分あります。
2. 独学で合格するための5ステップ

STEP1:スケジュールを立てて全体を見通す
まずは試験日から逆算して計画を立てることが大切です。
「6か月前から」「毎日1時間」など、現実的な時間配分を決めて進めましょう。
カレンダーに「いつ何を勉強するか」を明確に書き込むことで、迷いや後回しを防げます。
STEP2:信頼できる教材を厳選する
独学の場合、教材選びが合否を左右します。
特におすすめなのは以下の3つです。
• 『社会福祉士完全合格テキスト』(成美堂出版)
• 『過去問一問一答+解説』(中央法規)
• 『レビューブック社会福祉士』(メディックメディア)
お勧めに限らず、本屋などで、パラパラ見てみて、合いそうなものを徹底的にやる事が合格への近道です。
STEP3:インプットとアウトプットを交互に行う
「読むだけ」「書くだけ」では記憶に残りません。
理解した知識をアウトプットしてこそ、身につきます。
具体的には、
• テキスト1章読んだらすぐに問題を解く
• 理解が浅い部分はノートにまとめる
• 間違えた問題には印をつけて再確認
この繰り返しが合格力を育ててくれます。
STEP4:過去問を制する者が試験を制す
過去問は最も重要な教材です。
5年分以上を最低でも2周、初めのうちは年度ごとではなく「科目別」で解く方法がお勧めです。
• 出題傾向がつかめる
• 苦手分野の把握ができる
• 出題形式に慣れることができる
参考文献:中央法規『過去問解説集』シリーズ(最新年度版)
STEP5:模試で実力をチェックしよう
自分の実力を知るには模試の受験が効果的です。
独学だと自己評価が甘くなりがちなので、客観的な点数で実力を測ることは非常に大切です。
中央法規やユーキャンなどが提供する在宅模試でも十分です。
試験と同じ時間配分で本番形式に慣れておきましょう。
3. 独学を続けるための3つのコツ

1日15分でも勉強する「習慣」を作る
勉強時間が少ない日でも、毎日机に向かうことを優先してください。
5分だけでもテキストを開けば、やる気の火は消えません。
仲間がいなくてもSNSで学習報告する
孤独になりがちな独学。そんなときはSNSで学習記録を発信するのが効果的です。
X(旧Twitter)やInstagramで「#社会福祉士勉強垢」などを検索してみましょう。
共に頑張る人の存在が励みになります。
試験が近づいたら「捨てる勇気」も必要
すべてを完璧にするのは無理があります。
出題頻度の高い科目や苦手なところに集中することが合格への戦略です。
【Q&Aセクション】よくある質問
Q1:独学だけで社会福祉士に本当に合格できますか?
A1:はい、可能です。独学合格者は毎年多数います。正しい教材と勉強法があれば問題ありません。
Q2:どれくらいの勉強時間が必要ですか?
A2:おおよそ300〜500時間です。6か月で合格を目指すなら、1日90分ほどが目安になります。
Q3:通信講座と独学、どちらが効率的ですか?
A3:時間や自己管理に自信がない方は通信講座が安心です。ただし、独学のほうが費用は抑えられます。
Q4:過去問は何年分やれば良いですか?
A4:5〜7年分がおすすめです。全体の傾向を掴むために、1回目は「科目別」で解くと効果的です。
Q5:モチベーションが続きません…。
A5:目標を紙に書き、机の前に貼りましょう。「なぜ資格を取るのか」を毎日思い出すことが力になります。
【まとめ】

社会福祉士国家試験の独学は、不安も多い反面、自由度が高く自分に合った勉強ができる大きな利点があります。
迷ったら、「基本に忠実に、毎日少しずつ」を心がけてください。
ゼロからの挑戦でも、正しい勉強法で地道に進めば、合格というゴールは確実に近づいてきます。
あなたの努力が、誰かの支えになるその日まで。
この記事が、その一歩になれば嬉しいです。
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