過去問だけで受かる？社会福祉士の勉強法を実体験から解説

こんにちは、well-bingです！！大学で福祉を学び、社会福祉士と精神保健福祉士を取得しました。皆さんに少しでも福祉分野に興味・関心を持ってもらったり、この情報によって自分らしい生活を送っていただくために今はブログ活動しています。

「社会人でも過去問だけで社会福祉士国家試験に受かるの？」
そう疑問に思っていませんか？

働きながらの勉強は時間との戦いです。勉強方法を間違えれば、努力が結果につながらず、心が折れてしまうこともあります。でも、正しいやり方さえ知っていれば、過去問を中心とした勉強でも合格は可能です。

この記事では、私自身の体験を交えながら、過去問を最大限に活用する勉強法を、社会人向けにわかりやすく解説します。
不安を解消し、「自分でもできる」と思える勉強法を手に入れてください。

社会福祉士国家試験の基本を押さえよう

社会福祉士国家試験は、19科目群から出題され、合計150問に回答します。
午前と午後に分かれた長時間の試験で、合格ラインはおおよそ60％（毎年変動あり）。
内容は幅広く、福祉だけでなく心理や法律、医学的知識も問われます。

参考：厚生労働省「社会福祉士国家試験の概要」
（https://www.mhlw.go.jp/）

社会人の場合、毎日の仕事に加えて家事や育児など、時間も体力も限られています。
勉強時間を確保できない焦りや、理解が進まないもどかしさから、挫折してしまう人も少なくありません。
ですが、過去問を中心にした効率的な勉強法を選べば、時間の少なさを補うことが可能です。

私が受験勉強でまず取りかかったのは、5年分の過去問演習でした。
過去問の良さは、以下の3つにあります。

•   出題傾向がわかる
•   よく出る内容に集中できる
•   本番と同じ形式に慣れることができる

過去問を繰り返し解くことで、「何が問われるか」が肌感覚でわかってきます。
知識の定着も速く、理解が浅い分野も浮き彫りになりました。

とはいえ、過去問だけではカバーしきれない部分もあります。
新制度や法改正など、最新の知識が反映されていないことがあるからです。
また、解説が簡素なものを使ってしまうと、なぜその選択肢が正解なのか理解できないままになることもあります。

そこで私は、中央法規の『過去問解説集』や、SNSでの受験生の投稿も参考にして、理解を補いました。

1.  まずは1周目：問題を解いて正答率を記録（わからなくてもOK）
2.  2周目：間違えた問題だけ再挑戦。テキストで確認
3.  3周目：全体をもう一度復習。時間を測って本番を想定

3回繰り返すことで、知識がしっかり定着し、試験前には8割以上の正答率に達しました。
ポイントは、「完璧」を求めず、「苦手をなくす」ことを意識することです。

社会人はまとまった時間が取りにくいので、スキマ時間を積み重ねることが重要です。
私のスケジュールは以下のようなものでした：

•   平日：朝の通勤時間＋昼休みに1〜2科目
•   土日：カフェや図書館で過去問をまとめて解く

たとえ毎日30分でも、半年で約90時間の勉強が可能になります。
「少しずつでも前に進む」この姿勢が合格への近道です。

A1：基本的には可能です。ただし、解説の充実した教材を使い、理解を深める工夫が必要です。

A2：中央法規の過去問解説集は解説が丁寧で初心者にもわかりやすいです。しかし、本屋などでパラパラめくり、見やすいものをつかいつ受けることが大事だと思います。

A3：厚労省の公式発表や、通信講座のサンプル資料が参考になります。SNSでの情報収集もおすすめです。

A4：1日15分でもOKです。毎日机に向かう習慣を作ることが、モチベーション維持につながります。

A5：「なぜ受けるのか」を紙に書き出してみるのもいいかと思います。また、日頃の勉強記録をつけていたら、見返したときに自信につながりますよ。

【まとめ】

社会福祉士国家試験は、過去問を中心に据えた勉強法でも十分に合格を狙えます。
社会人として限られた時間の中で勉強を進めるには、「効率」と「継続」が最大の武器です。

不安になる日もあると思います。でも、努力は必ず力になります。
あなたの一歩が、誰かの未来を支える日につながりますように。